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  • 執筆者の写真hiyumi

<選挙>2021衆議院議員選挙の振り返り

更新日:2022年3月13日

今回の選挙はいかがでしたでしょうか?


個人的には、自民党総裁報道に比べると、全国民に関係する選挙報道が少なく、終わったとたんに殆ど全局が開票報道をするという状況に違和感を覚えました。


今回の選挙に関する意見をさまざま見て、気づいた問題をピックアップしますので、一緒に確認してみませんか?



●投票所の時間繰り上げ問題

投票所の場所や時間は年々減っているようです。


憲法で決められた国民の権利なのに、こんなに減らされたり、時間が短くなるってどうなんでしょう?


「早く締まるとは知らなかった」

「選挙通知には20時までと書いてあったのに」

という残念に思う市民の声も上がりました。


参考)






●在外投票が間に合わない問題

在外選挙人名簿の登録者数は9月1日現在約9万7000人。

今回はあまりに急に投票日を決められたため、本来60日前から発送される投票用紙や、公館での直接投票ができる選挙人証の発送が間に合わなかったということです。


海外にいても日本国籍を持つ人としての権利なんですけどね。それに配慮した対応がされないことはとても残念です。





●略称かぶってる!問題

立憲民主党の略称が「民主党」

国民民主両党の略称も「民主党」??


これは届け出があった時点で総務省や選管が気づくはずであり、なぜこのまま通ってしまったのか、何か意図があったのか、検証が必要ではないでしょうか?












●二人の「かめいあきこ」氏問題

前衆議院議員の亀井亜紀子氏が立候補した選挙区に、もう一人の「かめいあきこ」さんが立候補しました。


亀井彰子氏は公示4日前、つまり結構ギリギリに立候補を表明。


すでに準備を進めていた前衆議院議員の亀井亜紀子氏は、氏名の表記を「亀井あきこ」から「かめい亜紀子」に変更。


・ポスター1425カ所分を刷り直し

・看板やホームページ、SNS、選挙カーの表記変更

・選挙中に配れるビラ11万枚も印刷直前にデザインを変更

・印刷済みだった選挙はがき3万5千枚は表裏に新たな表記の名前シールを貼った

この作業はボランティアの協力を得たが、終えるまでに公示から3日ほどかかったそうです。


それで済むわけではなく、

・平仮名で投票があった場合どうするのか?

・点字投票では区別がつかない

という問題はそのまま。


結局、かめい亜紀子氏・亀井彰子氏はともに落選し、自民党候補が当選しました。




●そもそもなんで投票は名前を記入する方式?

Wかめい氏も民主党重複も、そもそも投票用紙をチェックするだけや番号を選ぶなど簡単にすれば問題なかったのでは?


なんでわざわざ開票の効率が悪く、誤字など混乱も多くなる自書式を採用してるんでしょう?


「あまり知られていませんが、94年に改正された公選法は、国政選挙でも記号式を採用しました。ですが、自民党議員が「有権者に名前を書いてもらうことが、政党や政治家の財産だ」などと主張し、95年に自書式へと戻されたのです。」

地方選挙では記号式が採用されることもあるようです。



https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202110/0014803028.shtml


先進国で自書式を採用しているのは日本だけのようです。なんとも不名誉なことです。



●日本の選挙は大きな政党に有利?


日本の比例代表選挙ではドント方式が採用されています。

ドント方式は単純に得票数のみで決まりません。

数学的な説明は苦手なので、以下リンクを参照ください。


https://tanakaryusaku.jp/2013/07/0007625


単純に得票率で計算すると以下のようになるそうです。


さんのツイートより


党名 実数(比例配分)

自民党  261(161.1) +99.9得してる

立憲民主党 96(93.0) +3.0

日本維新の会 41(65.1) -24.1損してる

公明党 32(57.6) -25.6

日本共産党 10(33.7) -23.7

国民民主党 11(21.0) -10.0

れいわ新選組 3(17.9) -14.9

社民党 1(8.2) -7.2

NHK党 0(6.4) -6.4


計算方式が違うだけで、現状と随分変わってきそうです。




※画像はリンク先よりお借りしました。

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